lifeの使う革について
life handmadeで使用する革は栃木レザーのヌメ革を使用しております。
栃木レザーは職人が伝統的な製法で時間をかけて作っていることが 魅力で、本革が持つしなやかさとタフさ、シンプルながらも経年変化(エイジング)したときの味わい深さが楽しめます。
そして牛が生前に付けた傷やシワ、そして血筋などの痕跡を見る事もが出来るのもタンニン鞣しの牛革(ヌメ革)の魅力です。
天然素材の革を使用しますので、個体差があり、均一ではありません。
素材を活かすため、生きているときについたキズ、シワ、チスジなどが表面に表れたものを牛の生きていた証として、あえてデザインとして使用する場合もございます。
そこも革の良さだと思い、見て楽しんでいただきたいと思います。
lifeで作るお財布の特徴は、革を何枚も積み重ねて作る事、芯となる部分には床革を使用し圧着してパーツを作り上げていきます。
Stacked wallets
芯材床革について
本革とは革の表面側の層(空気に触れる側)=“銀面”のついた革のことを指します。 それに対して床革(とこがわ)とは、革の表面である“銀面”を取り除いた“床面”すなわち内側の層の部分のことを指します。
本革のすき加工によって生まれる副産物になりますので、ほとんどは廃棄処分されています。
床革の特徴を理解し正しく有効に活用していくことは廃棄を減らし環境にも優しいアップサイクリングな取り組みとなるため、今の時代にマッチしたモノづくりになると思い床革を多く使用した積み重ねる財布作りを初めました。
革の接着について
革を何枚も積み重ねる際に、「にかわ」を接着剤として起用致しました。
膠(にかわ)はゼラチンを主成分とする接着剤で、5000年以上前の古代から利用されていたと考えられてきました。
完全無添加の自然素材100%接着剤です。